日勤or夜勤|働くならどっち? 夜勤時の「あるある」

夜勤時の「あるある」

介護職として夜勤をしていると、様々な「あるある」に出くわすことがあります。例えば、よくあるのがなぜか同じタイミングで複数のコールが鳴るというもの。個別に対応すれば何とかなるような作業であっても、一度に複数の被介護者から呼ばれると、どれから順番に対応すればよいか咄嗟に判断できずパニックに陥るケースも少なくありません。特に経験が浅い介護士の場合には、周りに頼れるスタッフがいない状況で途方に暮れてしまうということも良くあるようです。ちなみに、コールが同時に鳴りやすいのは、一人がコールして介護を受けると、その物音で他の人が目を覚ましてしまうためといわれています。そのため、なるべく物音をたてずに行動するようにすれば、多少はそのような事態を避けられるようになるかもしれません。

また、夜勤をしていると、施設内を徘徊している被介護者利用者に暗い廊下で出くわしてビックリするというのも「あるある」の一つです。利用者のなかには昼夜が逆転してしまって、夜になると起き出して行動し始める人も少なくありません。部屋に行ったらいなくなっていて、スタッフ総出で施設内を探し回るといったケースも珍しいことではありません。特に、徘徊癖がある利用者については、注意して行動をチェックするようにした方がよいでしょう。それ以外にも、休憩や食事を取ろうと思ったらその瞬間にコールが鳴って呼び出されるというのも、頻繁に出くわす夜勤時の「あるある」です。